我が子のODはどのレベル?起立性調節障害の「重症度チェック」と、重症期から回復期を見極める3つのサイン

「毎朝、これだけ起きられないのは、やっぱり重症なのかしら……」 「最近、午後からなら少し動ける日が出てきたけれど、これは回復に向かっているサイン?」

起立性調節障害(OD)のお子さんを持つお母様にとって、日によって激しく変わる我が子の体調は、まさに一喜一憂の連続ですよね。

「今の状態って、全体の中でどれくらい深刻なの?」「このまま待っていれば本当に治る時期が来るの?」と、現在地と未来が見えずに不安を募らせていませんか?

まず最初にお伝えさせてください。 起立性調節障害には、病院が定める明確な「重症度の判定基準」があります。そして、それとは別に、身体の内側(自律神経の回復)から現れる『回復期へ向かうための絶対的なサイン』が存在します。現在地を正しく知ることは、焦りのブレーキを外し、最短で回復へ向かうための第一歩です。

今回は、病院での重症度チェックの基準と、長引く「重症期」から抜け出して「回復期」へ入ったことを見極める3つの重要なサインをわかりやすく徹底解説します。

① 病院の判定基準:起立性調節障害の「重症度チェック」

小児科や専門外来では、主に「新起立試験」という、横になった状態と立ち上がった状態での血圧・心拍数の変化を測る検査を行い、その結果と「日常生活でどれくらい動けるか」を掛け合わせて重症度を分類します。

ご家庭での目安として、お子さんが以下のどのステージに当てはまるかチェックしてみてください。

【軽症(ステージ1)】

  • 朝の様子: 朝はしんどそうにするが、少し遅れて(1〜2時間遅刻して)でも自分の力で学校へ行くことができる。
  • 日中の様子: 午後からは比較的元気に過ごせる。学校の授業や部活にもある程度参加できるレベル。

【中等症(ステージ2)】

  • 朝の様子: 朝はほぼ起き上がれず、午前中の授業は欠席することが多い。
  • 日中の様子: 昼過ぎ(13時〜14時頃)になってようやく起き上がれる。午後から遅刻して登校するか、週の半分以上を欠席・保健室登校で過ごすレベル。

【重症(ステージ3)】

  • 朝の様子: 朝から激しいめまい、頭痛、吐き気で全く動けず、トイレに立つのも一苦労。
  • 日中の様子: 昼間もベッドの上から動けず、夕方や夜になってようやく少し起き上がれる。学校には長期間にわたって全く通えない(完全不登校)レベル。

⚠️ お母様への注意点: 「重症(ステージ3)」のお子さんの場合、自律神経のエネルギーが完全に「枯渇」しています。この段階で「少しは頑張って歩きなさい」「遅れてでも学校へ行きなさい」と無理をさせると、エネルギーがさらにマイナスになり、回復までに何年もかかってしまう原因になります。まずは「徹底的に休ませる時期」だと割り切ることが大切です。

② 見逃さないで!「重症期」から「回復期」へ入った3つのサイン

多くの親御さんは「朝、すっきり早く起きられるようになったら回復」と考えがちですが、それは自律神経の回復プロセスの「一番最後」に起きることです。

朝起きられるようになる手前で、お子さんの身体は必ず【回復期へ入った3つのウラサイン】を出し始めます。これを見逃さず、適切にサポートしてあげましょう。

サイン1:夜、布団に入ってから「眠りにつくまでの時間」が早くなる

起立性調節障害の重症期は、体内時計が完全に後ろへズレているため、夜中の1時や2時になっても目がギラギラして眠れません。

  • 回復の兆候: 「最近、夜11時くらいにあくびをするようになった」「スマホを触らずに、すんなり寝落ちする日が増えた」というのは、自律神経が夜間に「リラックスモード(副交感神経)」へ切り替わり始めた強力なサインです。夜が整うことで、数週間〜数ヶ月遅れて朝の目覚めが変わってきます。

サイン2:午後や夕方に「自分から」やりたいことを口にする

重症期のお子さんは、脳のエネルギーが空っぽなため、日中もゲームすらする元気がなく、ただ天井を眺めてボーッとしている時間が長いです。

  • 回復の兆候: 昼過ぎや夕方に、「お腹減った、〇〇食べたい」「ちょっとコンビニに行っておやつ買ってきていい?」「友達とオンラインでゲームする」など、自分から自発的な行動や欲求を口にするようになったら、脳のエネルギー(自家発電力)が溜まってきた証拠です。学校の勉強とは関係のない「遊びの欲求」から、子どものエネルギーは回復していきます。

サイン3:朝の顔色が「真っ白(土気色)」から「血色」に戻ってくる

重症期の朝、お子さんを起こしに行ったときの顔を思い出してみてください。血の気が完全に引き、唇も白く、まるで幽霊のように真っ白になっているはずです。これは脳や顔に血液が全く回っていない物理的な証拠です。

  • 回復の兆候: 起きられない時間は同じ(例えば13時)だとしても、「声をかけたときの顔色に、ほんのり赤みがさしている」「唇の色が良い」と感じる日が出てきたら、骨格の緊張が緩み、朝の血流が脳へ届き始めているサインです。

③ 整体の視点:重症期が長引く子は「自律神経のブレーキ」がサビついている

もし、半年以上「重症期(ステージ3)」から抜け出せず、いくら休ませても上記の回復サインが1つも見られない場合、それは単なるエネルギー不足ではありません。

自律神経の通り道である「首の骨(頚椎)」や、呼吸を司る「肋骨・横隔膜」がガチガチに固まり、自律神経のスイッチそのものが「サビついて動かなくなっている」可能性があります。

いくらベッドの上で寝ていても、首の骨の歪みのせいで脳への血流がストップしたままだと、身体はいつまでも「危険信号(過緊張)」を出し続け、重症期から脱出することができません。

当院の施術では、このサビついてロックされてしまった骨格の歪みを、痛みなく優しく解放していきます。 骨格のブレーキが外れると、滞っていた血液が一気に脳や全身を巡り始め、「何をしてもビクともしなかった重症期の子の身体に、みるみる血色が戻り、夜すんなり眠れるようになった」という劇的な変化が、身体の内側から動き出します。

現在地が分かれば、焦りは「見守る安心」に変わります

我が子が「重症」のステージにいると知ると、ショックを受けるお母様もいるかもしれません。

ですが、落ち込む必要はまったくありません。ステージが分かれば、やるべきことはシンプルです。重症なら100%休ませる。回復期のサインが出始めたら、少しずつ日中の活動を増やしていく。

「あぁ、この子は今、ステージ3から2へ上がるために、一生懸命身体の中でエネルギーを作っている最中なんだな」と、現在地が分かるだけで、お母様の心の焦りは、どっしりと構える安心感へと変わっていきます。

当院のLINE無料相談では、

  • 「うちの子の今の状態は、3つのステージのどこに当てはまる?」という個別診断
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など、全国のお母様方のリアルな現在地のご相談にいつでもお答えしています。

子どもの身体は、正しいステップを踏めば必ず変わります。ひとりでカレンダーを見て焦らず、まずは私にお子さんの今の様子を詳しく聞かせてくれませんか?

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